RESAS リーサス( 地域経済分析システム)ってご存知でしょうか。
不動産業界で働いている方は当たり前に利用していると思いますが笑
経済産業省と内閣府が運用している産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民のビッグデータを集約して可視化できるサービスです。
人口減少社会において、どのエリアに住まいを固めるかどのタイミングで資産を売却するかなど少なからず戦略が立てられます。ご自分のお住まいの地域や実家のある場所で試してみるとすごく面白いですよ。
2045年までの予想がヒートマップに反映できます。日本全体を都道府県単位で見ると2045年は東京も含め全域で人口が確実に減っていくのが可視化されてます。青が濃い場所は特に人口減していく場所です。
日本全土で人口減少していくのがわかります。
首都圏周辺の2040年人口増減ヒートマップ
次に、市区町村単位で2040年の首都圏周辺のヒートマップを見てみます。
暖色系が人口プラスで青系がマイナスです。色が濃いほどプラスマイナスが強くなります。都心3区(中央・港・千代田)は別格です。増え続けます。ファンドがこぞって土地やビルを購入するのもよくわかります。
ネオトウキョウキサラズ
私の地元自慢になってしまいますが、2040年木更津市は横ばいです!千葉県の殆どがマイナスの中、凄いです!2023年現在もまだ増えています。コストコの本社が移転してきたり、都心からの移住者も少しずつ増えています。
NEO東京木更津です!アキラのネオ東京は海ほたるを予言したものだったのか。。。
海・山・川、釣り、ゴルフ、キャンプすべて揃っています。それでいて不動産が安い、人気の理由がわかります。木更津市おすすめ致します。
2045年になると一気に青が目立って来ます。都心3区+台東区以外は超微増か横ばいです。木更津市は緑になってますが、ほぼ横ばいです(-1.28%)
。流山強し!将来を見据えた戦略
人口が確実に減少していく日本ですが、都心3区を除き、市区町村単位で見ると微増や横ばいの場所は沢山あります。田舎暮らしも良いですが、ある程度人が集まる場所でないと経済、産業といった面で暮らし悪さを感じることもあるでしょう。
人口が現象していく中、マクロに見ていくことで過疎エリアでも人気のエリアは必ずあります。電車社会の都心部であればやはり駅近。車社会の地方であれば商業施設が充実した平坦なエリアなどです。
だだし、今後Aiと通信技術6Gや7G?などのものすごい発達でMaaS(モビリティアズアサービス)が一気に加速すると地方も有りです。
MaaSについては今度書きます。
偉そうに書いてしまいましたが、無料で使える政府系のデータベースWEBサイトって意外とあるんですよね。マーケティングの仕事をしている方は当たり前かもしれませんが普通に生活してるとなかなか使わないですからね。
投資用の物件を買う方は必見のWEBサイトです。人が集まる場所=家賃は下がらない。下がりにくい。です。投資用アパートなどは数年後の出口を見据えて買わないといざというとき売れなくて困ります。
よく使うのはこのRESAS(リーサス)とjSTAT MAPです。前職のエリート開発部の方々はみんな使いこなしてました。RESASはAPIも公開してます。
jSTAT MAPは総務省が運営する地理情報システムですが、商圏のレポートとか簡単に作れます。商売を始める上でコンビニとかパン屋さんとか飲食店とかの方はjSTAT MAPで分析してから出店すると成功度あがりそうですのでおすすめです。←実は創業塾でしりました😅融資の際のプレゼンなどには最適です。根拠が総務省の統計データですから!
RESAS https://resas.go.jp/